うみつづり
ショートムービー
Listening to the Voice of the Sea
海の声に耳を傾けよう。
ものがたりが語る海の声を、聴こう。
あなたの中にある海の声を、聴こう。
大きな海が包みもっている、
一人ひとりの海の思い出を
「ものがたり」として綴っていく、
うみつづり。
聴かせてください、
あなたの海の声、海のものがたりを。
01海の思い出を書く
子どもの頃の思い出でも、大人になってから誰かと過ごした時間でも。海にまつわるあなただけの思い出を教えてください。夢での出来事や、忘れられない海辺の食、大好きな趣味のお話、海に対して今感じていることなどどんな内容でも結構です。入力フォームにお書きください。
02みんなの海の思い出が見えてくる
集まった海にまつわる思い出は、本Webサイトに掲載させていただきます。あの日あの時、あの海で、こんな時間を過ごしていた人がいる。さまざまな人と時間を越えた海辺の記憶を可視化することで見えてくる「ものがたり」を作品化します。
私はママさんバレーボールをしています。試合で失敗したときに、家の近くの海で心を癒しています。
浩子(福岡県・60代)
イルカが海に群れで泳いでいたのでとても感動した。
タマフネ(福井県・10代)
真冬に海で泳ぐ人々がいる。アメリカ最古の寒中水泳グループは、1903年にニューヨーク州のコニーアイランドで創設されたと言われている。毎年11月から4月まで毎週日曜日13時から海に入る。私は米国に住んでいたことがあり、その寒中水泳を興味本位で見に行ったことがあった。
2006年12月某日のお昼過ぎ、そのビーチの一角に水着の人たちが集まっていた。笑いながら立ち話をするなど和んだ雰囲気が漂っていた。よそ者の私の「なんで冬の海で泳ぐんですか?」という不躾な質問にも「習慣として泳いでいるからかな」と穏やかに答えてくれた。
南しずか(東京都・40代)
遠い昔、子どもの頃、家族で生の松原へ海水浴に行っていました。肩から腕にかけて火傷の跡が残る弟も人の目を気にする事無く楽しく遊ぶ事ができるのどかな海でした。今は海の近くに住んでいて孫と海遊びを楽しんでいます。
ラブアー・クリーンアップという、海岸清掃や海亀も帰る町といって綺麗な海を残す活動が盛んな町に住む事ができて幸せを感じています。
たぬき猫(福岡県・60代)
共働きの両親が時間をつくり、近所の子供達と連れて行ってくれた。潮干狩りやシャコ釣りをして楽しませてもらいました。
パンジー(福岡県・50代)
「うみつづり」とは、海にまつわる思い出を集めるプロジェクト。
“ものがたり”と“食”を通して、“海”を伝えるウェブメディア海のレシピprojectが運営しています。私たちは、取材で日本各地の海と共に生き、活動する人々の声を聴いてきました。
四方を海に囲まれた島国、日本で暮らす私たちは海に生かされてきたこと。
豊かな海のまわりには豊かな山があること。
様々な生命の循環が行われる海の森があること。
この先も日常のなかで海を思い出すきっかけをつくりたい。
思い出す時間そのものが海を思うことにも繋がっています。私たちは、一人ひとりが思い出を綴っていく先に、海のいまを知り、海と繋がり直す無数の接点が存在していると感じています。集まった海の思い出から見えてくる風景をヒントに、海と私たちの未来を一緒に考えていきませんか?
日本財団「海と日本プロジェクト」とは
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。