うみつづり
ショートムービー
Listening to the Voice of the Sea
海の声に耳を傾けよう。
ものがたりが語る海の声を、聴こう。
あなたの中にある海の声を、聴こう。
大きな海が包みもっている、
一人ひとりの海の思い出を
「ものがたり」として綴っていく、
うみつづり。
聴かせてください、
あなたの海の声、海のものがたりを。
01海の思い出を書く
子どもの頃の思い出でも、大人になってから誰かと過ごした時間でも。海にまつわるあなただけの思い出を教えてください。夢での出来事や、忘れられない海辺の食、大好きな趣味のお話、海に対して今感じていることなどどんな内容でも結構です。入力フォームにお書きください。
02みんなの海の思い出が見えてくる
集まった海にまつわる思い出は、本Webサイトに掲載させていただきます。あの日あの時、あの海で、こんな時間を過ごしていた人がいる。さまざまな人と時間を越えた海辺の記憶を可視化することで見えてくる「ものがたり」を作品化します。
学生の頃、参加していたウミガメの保護活動。産卵のために上陸するウミガメを見守るため、その季節は毎晩のように砂浜をパトロールしました。海を照らすやさしい月明り、寄せては返す波の音、仲間たちとの小声でのおしゃべり。そして、産卵するウミガメの息づかい。私たちは、命を育む海の尊さを学びました。なつかしいな。
うめちゃん(熊本県・40代)
私は、漁業の仕事をしています。
約10年前の大学卒業後、ふとしたご縁で繋がった約1ヶ月間のわかめ収穫や加工のアルバイト。
それがなかったら、今の私はこの土地には住んでいなかっただろうなと思います。
はじめて乗った漁船、夜から朝になっていくグラデーションの海、はじめての作業、全てが新鮮と不安さで緊張したことをよく覚えています。
今は自分で養殖をできるようになったけど、初心を忘れず、周りにいてくださる方々への感謝を忘れずに過ごしていきたい気持ちです。
ひーさん(神奈川県・30代)
マンボウがいた日本一海水浴場に近かった海駅、真っ暗なトンネルをくぐる手前の人気のない美しい海、汽船に寄りつく鴎の目的はカッパえびせん、囲碁の石のようなそれだらけの海岸、わかる人はわかるかな?
今は形を変えてしまったけど、これからもずっと私の海の原風景。
della(千葉県・40代)
2023年5月にダイビングをスタートしました、初めてタンクを背負って海の中に入ったときに、いかに自分が陸の世界でしか生きていないかがわかりました!
重力、光、音、肌への冷たさ、魚のヒレやイカのエンペラが生き生きと動いていて感動しました。まだ海の中にはコワさもありまずが、地球には陸と海の両方あるこその魅力を痛感しています。
MITO(東京都・40代)
ゴムボートに乗っていて「深いから気を付けて」と親が言った直後にいとこがドボーンと飛び込んで大笑いしました。
あさこ(宮城県 ・40代)
「うみつづり」とは、海にまつわる思い出を集めるプロジェクト。
“ものがたり”と“食”を通して、“海”を伝えるウェブメディア海のレシピprojectが運営しています。私たちは、取材で日本各地の海と共に生き、活動する人々の声を聴いてきました。
四方を海に囲まれた島国、日本で暮らす私たちは海に生かされてきたこと。
豊かな海のまわりには豊かな山があること。
様々な生命の循環が行われる海の森があること。
この先も日常のなかで海を思い出すきっかけをつくりたい。
思い出す時間そのものが海を思うことにも繋がっています。私たちは、一人ひとりが思い出を綴っていく先に、海のいまを知り、海と繋がり直す無数の接点が存在していると感じています。集まった海の思い出から見えてくる風景をヒントに、海と私たちの未来を一緒に考えていきませんか?
日本財団「海と日本プロジェクト」とは
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。